このエントリは「夏の写真2013」キャンペーンの応募もかねています。
夏休みといって特別な予定はない。海なんぞ行けるわけもなく、今年は冷房のきいた部屋でゲームでもしようと思っていた。
しかし、今年は猛暑。20年もののエアコンが悲鳴を上げている。
少しかわいそうになってきたので、エアコンを休ませるために外出することにした。
ということで近所の超ど田舎道を歩いてきた。
田舎出身なのに、田舎の写真が好きだ。なんだろう。ジブリの影響だろうか。ジブリの洗脳力恐るべし。
坂道の先に白い雲と青空という風景とか大好物だ。
このときすでに38度を超えていたらしい。写真がぼやけた感じになっているのは暑さのせい。
結構、山の上まで登った。このあたりは地元とはいえ初めて来る場所だ。目の前が開ける。
手前はとうもろこし畑だと思う。収穫の時期にこの辺りをうろつくときっと畑泥棒と間違われる。
このときすでに意識朦朧としている。
山を下っていると曲がり角に古めかしいものがある。これが一番良く取れた写真。空の青が良く出ている。
この奥の森にひっそりと何かが祭ってあったが、それを示すためのものだと思われる。神社のような慰霊碑のようなものがあったけど、それらは特定を避けるため割愛。
最後に道に迷いながらも取った写真。この風景を横目に蝉時雨の中、歩いていった。
手前は田んぼ。立派な稲穂をつけてください。
緑が美しかった。そして直射日光のあたるところには虫すらいなかった。虫ですら避けるような日差し。本当に暑かった。こんな日に当てもなく散歩する人間は大ばか者である。
思いのほか、夏が早めに過ぎ去ってしまうようなので、今年の夏の思い出はこれだけとなる。
寂しくなんぞない。