田舎暮らしのスィンカ

晴れの日は自然と戯れ雨の日は堂々と引きこもり

アラフォー無職、週末の絶望感がやばい

週末、地方住まいの家の近くでも酔っ払いが発生する。

とても楽しそうである。夜10時過ぎでも大声で騒ぐ子供を連れて飲み会して楽しそうである。おっさんの声の方がうるさいが。治安が良くて何よりである。

 

しかし何より僕は信じられないほど絶望している

無職。20年前、大学生だった。中堅の国立大学。

あの頃は、まじめにしていれば就職先はあるという社会の雰囲気があった。しかし就職するタイミングで、「やっぱりコミュ力だよね」となった。僕は事実上、就活に全滅した。それからずっと居場所がない感じで、就活をし続けている。就活サイト登録では最古参ではないだろうか。

真面目に生きていればいいことあると思っていた。僕は今でも真面目に生きている。酒・たばこ・ギャンブルはしないし、ガチャ課金もしない。堕落しやがって、後で痛い目見るぞと思っていた。でも、堕落している人たちは僕よりずっと楽しそうである。というか、僕の方が痛い目を見ている。ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!

 

いやいや気を取り直そう。にしても、ある意味、人生の約40年のうち、就活をしている期間の方が長くなってしまった。約20年前、大学3年の9月末に就活を開始して、よくわからないマナーを叩き込まれて、就活を開始した。あれからずっと就活を続けている。

約10年前、30歳になったとき絶望していたが、全然違う。あの頃は、今より社会が厳しかったのは確かだが(ヤフー知恵袋の回答者を見てほしい)、やはり30というのはまだ再起可能な年齢であり、心に何か希望のようなものがあった。その希望を勘違いして行動しすぎて、イカロスのように失墜したのだが、地上はマジで就職先がない。*1

アラフォー無職の絶望

で、アラフォーになった今、僕には絶望しかない。週末夜は外から楽しそうな声がしてくるし、勉強しても頭に入らないし、絶望感が半端ない。自己啓発本を読んでも無駄である。そもそも40近くまで無職という例外的人間を想定している本など存在しない。

僕にはもうあらゆる言葉が届かない。あらゆる声が届かない。勉強も手につかない。ただただ、求人に応募してお祈りメールを受け取るだけの生活である。もちろん中小零細企業も応募しているが、書類選考すら通らない。

いやもうどうすればいいの、と。政府はもっとしっかり地方の中流人材をどうにかする施策を出した方がいい。いや僕がその策を出すから雇ってくれ。。

 

*1:いやいやあきらめずに1000社受けるんだった。がんばれ俺。