過去最高のハワイ旅行者数らしい。
なんとも景気の良いことで。就活に何百社も落ちている人がいる国とは思えない。
しかしコロナは最後の人類への警告だったのかもな、と感じた。人類と大げさに言ったが、旅行者数の増大は、日本だけでなく世界的な傾向だろう。
実際コロナ後の旅行数を調べてみると次の通りであった。
二極化している世界の問題に取り組む気は全くないらしい。今楽しければどうでもいい、それが人類の選択なのだろう。
コロナで人類に迫られた選択を意訳すると、「経済を優先するか」「人類の存続を優先するか」である。この事実を地球規模にして意訳すると、現代の人類が欲しているのは「短期的利益」か「長期的利益」か、である。見ての通り人類は「短期的利益」を選んだ。
海外旅行数だけで判断するのはどうかと思うが、僕はこの事実をネットで見て、「あ、人類は世界が終わる選択をしたな」と直感した。
あんなにも燃料を大量に使うジェット機というものを、娯楽で使う人の数が過去最高になったのだ。そう感じても無理はないだろう。
それに世界各地で歴史的な大事件が大量に発生しているのに、大型連休で娯楽にいそしんでいる人が大量にいるのは、本当に人類はレベルが下がったし、世界が終わるのも仕方のないことだと思う。
しかしまだ終わったわけではない。わずかながら生き残る道が残っている。その可能性を信じて、必死に勉強して、世界の問題を解決しようともがいている人もたくさんいるだろう。特に日本では大型連休に一切どこにも出かけず問題解決に必死に勉強をしていた人たちもいるだろう。娯楽に勤しむ人たちは、せめて彼らを邪魔しないようにしてほしい。爆音のバイク野郎ども、てめーらだよ。もっとも、僕がしていたのは就活の勉強だが……。いつになったら正社員になれるのだろう……。
