田舎暮らしのスィンカ

晴れの日は自然と戯れ雨の日は堂々と引きこもり

アスペ(ASD)の生きる場所

僕たちは本当に居場所がない。生きていたら他の発達を見かけるようになるが、僕のタイプのアスペ(ASD)は孤立型と呼ばれるらしく、本当に誰とも仲良くなれない。いつも一人でいつでも一人。常識がわからないから、常識の塊がある駅や人が密集するところは苦手だ。空間に余裕のあるショッピングモールはまあまあいい。

法律にして明文化してもらえば、理解できる。それを守る。しかし常識は明文化されない。

旧帝大大学院を修了したという昔のプライドが邪魔をして、就職活動をしてしまう。正社員になってボーナスをもらってみたいという欲望にかられる。

しかし僕には高望みである。他の人に認められて、大勢にしんらいされて、仕事をして、ボーナスをもらう。泣きそうなくらい羨ましい状況である。

だからたまに応募してしまう。しかしもうお祈りメールの山がつらい。しかし何より、「履歴書を送ってください」という返事すら来なくなったのがつらい。人手不足で数名を採用するという企業にすら、即答(一時間以内に)御祈りメールを頂いてしまう。

一度も人に好かれたことのない僕は自信が持てない。書類だろうが面接だろうが、自信が持てない。死ぬほど勉強して進学しても精神を壊してしまったら元も子もない。

わかるわかると同調してくれたアスペな人々も結局は皆、三十代になって正社員になったし結婚した。

僕だけ一人取り残されて、隣のでかい建物のせいで陽の当たらない薄暗いボロアパートでMBAなどで使われるクソ真面目な本を読んでいる。まだ一発逆転を狙っている。自営業したプライドが捨てきれない。アホだろ。アスペだろ。アスペだわ。

僕は勉強はするけど、別に優秀じゃない無能タイプ。昔なら大学教授とかになれたけど、採用基準がコミュ力重視になってからは望みも消えた。

僕たちはどこで生きればいいのだろう。別に感情がないわけじゃない。結婚したいし、誰かに認められて正社員として立派に仕事したいし、ボーナスも貰ってみたい。

べったりするのはいやだけど、何かしら社会に貢献したい。友人が欲しい。仲間って言ってほしい。

一生懸命働いてみたい。一緒にいるという意味ではなく同じ目的に向かって仕事して一体感が欲しい。

でもアスぺだから無理なんだよな。まずアスペはスタートラインに立てない。アリストテレスは「立つ場所を与えてくれれば地球も動かしてみせる」と言ったが、それは梃子の原理について言ったものだったらしいが、本当はアスぺについて言っているのではないだろうか。僕たちだって、環境さえ与えてくれれば、普通の何倍も文句言わずに働くのに。それこそ地球を動かすほどに、働いてみせる。

しかし場所がない。場所がないと何もできない。普通じゃない方法で場所を探さないと。ほとんどのアドバイス本やネットは場所があることが前提で書かれている。僕には役に立たない。ハロワの職員も自称理解のある人のアドバイスも全く役にたたないし、彼らはすぐに逆ギレする。

自分で独自の道を探さないといけない。

 

 

ちょうど間に落ちてしまった。

この世には目に見えないが高学歴とそうでないコミュニティがある。ここでは高学歴が都会で、そうでないのが田舎とする。

 

僕はASD(グレーだがそれは高学歴だからという理由で診断さえしてもらえなかった)なので、本当にわからずに、純粋にいろんな人と平等になるように接してきた。これは、現代日本では悪手である。ネットのラベリングなどによるリアルの人々の誹謗中傷があるからである。結果としてどちらにも属せない可能性が高い。実際僕はそうなってしまった。孤独である。

 

田舎でガリ勉した僕の末路

僕は、国立大学の合格さえ出ないような塾もない地域に生まれ、一族で初めて国立大学へ進学した。塾も家庭教師もない。独学のみだ。歯を食いしばって眠気に耐え勉強をした。受験が終わったときには奥歯が削れてすり減っていた。

 

しかし本当に勉強ばかりしていたので、読書などもほとんどせず、教科書のみの人間になった。しかし田舎で独学しかないのなら、それでも上等だろう。

 

勉強に全振りして育ったのだから、世間的なものは知らなくて当然だ。しかし、それは致命的な欠点だった。テレビもゲームも全て禁止して勉強したから、(かつブラック部活動も皆勤賞である)当然何も知らない。ゲームはちょっとしたが、3年間で2本くらいである。

 

そして、質の悪い授業を受け、参考書を必死にやりこんでいたので、勉強効率も悪く、教えてくれる人もインターネットもなかったので、質の悪い解説を必死に解読して勉強していた。それこそが勉強だと思っていた。

 

しかし都会の人間は、質の高い授業を受け、質の高い塾へ行き、質の高い参考書で勉強していたので、全然時間の余裕が違う。僕が5時間かけることを、彼らは1時間でこなしていたのだ。大学で同期になったやつらの話を聞いて知った。

 

かくして田舎の世間知らずが、お上りさん状態で、初めて電車に乗り、初めて銀行のATMを使い、でかいスーパーで買い物をして、アルバイトをした。山と川しか知らない僕は覚えることが多過ぎて必死だった。大学の試験も、過去問など入手できずほぼ独学で乗り切った。合コンなども参加していない。

 

ともかく、大学でも社会性やコミュ力すべて捨てて勉強に打ち込んだのだ。

そして問題が起こる。僕が就活する年になって、学力よりコミュ力を重視するとの企業アンケート結果がトップになった。

 

勉強に全振りしていた僕は、当然就活に失敗した。ちょうど僕の年が転換点だった。僕は必死にコミュ力を鍛えようと頑張った。しかし付け焼き刃では何も出来ず、就活に失敗。ようやく採用されたブラック企業で精神が擦り切れてうつ病になり、地元に帰った。

 

地元でも問題が

地元ではコミュ障の僕でも受け入れてくるかというとそうでもなく、起業までしたが近所の絶対大正義女性隊(仮)にストレス発散に利用されてしまった。ちょうどこのような増田女である。

anond.hatelabo.jp

一人なら大したことはない。しかし僕は集団で来られて、その後も調子がつかめず、廃業した。僕はこのとき大航海時代の西洋人の侵略を思い出した。

 

西洋人は未開の島に辿り着き、困った顔をして島で食べ物と財宝をもらっておきながら、島の人々を虐殺し奴隷にしたのだ。僕もサービスを必死に(しかも格安で)提供していたのに島の人と同じように、殺された(世間的に)。

 

もちろん僕が悪い。勝手に性善説を信じていた。牧歌的な田舎で、皆が受け入れてくれると思い込んでいた。最初から契約をギチギチに書いて、付け入る隙を与えないように構えておくべきだった。

 

他にも信じられないほどたくさんのアクシデント/インシデントが起こったが、コロナショックがきて僕は力尽き制度の狭間で補助金ももらえず廃業した。

うつ病から、指一本動かすことができないほどの絶望から立ち上がったのに、またどうしようもない状態に陥ってしまった。もうアラフォーである。独身である。彼女いない歴年齢である。正直死にたい。相談したらまたこちらが攻撃される。相談所は決まって「あなたより辛い人がたくさんいるんですよ」という。僕は相談を諦めた。

 

就活すれどもすれども内定もらえず

しかしこの年である。就活しても、大企業から零細企業まで就活したがどこにも採用されない。ほとんど「今まで何をしてきたの」という反応を返される。半日かけて書いた履歴書メールが1時間で不採用通知となる。特に大企業はキャリアを築いてこれなかった人間に恐ろしいほど冷たい。病気だろうが大震災だろうが、キャリアがない奴は人権がないとでも言われそうな勢いであった。

 

田舎でも高学歴嫌いで採用されない

田舎での就活はある意味もっと酷くて、「今の我々の生活が苦しいのは高学歴が悪い、つまりお前が悪い」という反応になる。冗談皮肉かと思いきや、本気で言っているようである。近所の喫茶店でも僕が入ると高学歴がいかに役立たずかという話題で盛り上がる。(おそらく床屋から情報がもれた。)僕は一体何をしたのだろうか? 彼らの親でも殺したのだろうか? 

 

もっとも、僕がいるのは田舎というより中途半端な地方都市で中心産業がないところである。十万人は超えているが、そういうところは都会の悪いところと田舎の悪いところを併せ持った、ハイブリット田舎である。

 

ハイブリット田舎での就活は「高学歴不採用してやったり、かっかっか」と声が聞こえそうなほどで、僕をまるで人類の敵のように扱い、やっつけて満足する状態である。それでいて至るところで高卒の10代の若者がいい笑顔で働いているし、夜は酒場で盛り上がっているから僕はもう心を殺すのに必死である。

 

都会にも田舎にも居場所がない

これは全て、経験不足と言われそうだが、経験させてもらえないのにどうやって経験しろというのだ。最近のアメリカのお金持ちは、金を払って経験を買っているようである。起業体験などというものがあるという。

toyokeizai.net

僕の起業は正直しょぼかったが、彼らはコーチ付きで、学生の頃から起業の練習をさせてもらえるのだ。お金持ちは全然違うと思ったが、近所の起業している若者は不動産運用などしている親や祖父母の資産のバックアップ付きでやっているやつが多いようで、あまり変わらないと思った。

どちらにしろ、飲食店以外で、特別な天才性もなく起業する奴なんて、夢見る若者なんてハイブリット田舎にとっては「良いカモ」なのである。

成人してからも格差は広がる一方である。経験は、いくら起業などしても、一人ではたかがしれているのだから。「カモになる経験」ならいくらでも積めるかもしれないが。

 

僕は、間に落ちてしまったのだ

都会にも相手にされず、田舎にも敵視され、完全に間に落ちてしまった。いたずらに小難しい本を読んで日々を過ごしている。これが最もストレス解消になるからである。

今は貯金を削りながら、ぎりぎりを生きている。一度失敗すると本当に誰も助けてくれないし、間に落ちると本当に抜け出せない。思うに、高学歴の方が抜け出すのは厳しいかもしれない。まあ、全てASDグレーが原因かもしれないが。

いずれにせよ奇手奇策がなければこの状況は抜け出せないだろう。正攻法ではうまくいかず、学歴コンプレックスども(面接官・相談員)のサンドバックになることは目に見えている。というかサンドバックにされてヒットポイントもゼロに近い。

解決できる案があったら誰か教えてください。メール待ってます(ラジオ風)。

高学歴ブランクありのおっさん、どこにも採用されない

資格を要件にしているところは多いのに、学歴はない。

四年制大学卒業を応募条件にしているところはまず見たことがない。学歴を求めるところは確実にキャリアを求める。つまり学歴を得た人は、一度でもブランクを作ってしまうと、マジで就職先がない。

 

ブランクOKで検索すると、高校でもいいから工学やったことある人のみ募集とか書かれてるのはよく見る。他はほぼ看護師の案件である。じゃあ最初から工業高校いったり看護学校いっていればよかったのでは? 特に人付き合いが苦手な僕のような人間は、努力して高学歴になるほど、自分の首を絞めるのではないだろうか。

 

青春を捨ててまで、大学合格のために死ぬほど勉強したあの日々は一体なんだったのだろう。頭脳だけ鍛えても、僕にはそれを使う場所がない。もちろん東大生などと比べるとお粗末な頭脳だろうが、高校の頃(進学校と比較して)遊んでいた工業生よりはそれなりに上等なはずだ。そこを見込んで採用してくれる企業が、なかった。僕は中小企業を中心に応募しているのだが、怪しまれて採用されない。ブランクは本当に辛い。犯罪者より厳しいかもしれない。

 

しかしそれは日本企業が弱ってきている証拠であり、余裕がないからこそ出てくる現象である。地方公立の工業高校生より、絶対に国立大学卒業の人間のほうが役に立つ。文系でもだ。大卒に1ヶ月教えれば、高卒の何倍もよく働くだろう。

職場の改善もしてくれるかもしれない。大卒にはそれくらい期待していい。それくらい勉強しているはずである。少なくとも僕はしているし、今も勉強している。とは言っても負け犬の遠吠えである。

 

何より、うつ病ブランクは、地雷と思われるのか、書類選考さえ通らない。即日でお祈り返信が来ることは珍しくない。1日でいいから悩めよ。

 

日本企業はマジで、採用オンチになっている。人事が学歴コンプレックスで採用を避けているのは本当にもったいない。これも負け犬の遠吠えか。

 

いつの間にか自分も30代後半である。仕事もないが彼女もいない。彼女いない歴年齢を更新中である。

仕事して認められたいし、彼女とかに好かれてみたい。

 

今日ははてブで新卒一括採用の話とか結婚の話とか盛り上がっていたけど、自分から望んで不幸になった人間などいない。正社員になりたいし、彼女だってほしい。だけど書類選考通らないし、女性は金のないおっさんなど見向きもしない。

 

※新しい自営業も同時進行で進めているけど、コロナのせいでなかなか思うように行動できないし、やはり田舎は足を引っ張る(妨害してくる)人が多い。コロナのせいで当面は打ち合わせできません、とか言われる。夜間工事が多くて睡眠不足だし。

 

立派なことを言っている社長の会社に落ちたとき

アラフォーだがいまだに就職活動をしている。もちろん、全滅である。

二年以上落ち続けると死にたくなる。東京だと仕事があるのだろうか。もちろん、病気などがあるからなんとも言えないが、総合的に僕には価値がないのだろう。

一度でいいからボーナスというものを貰ってみたい。

 

最近はSNSやメディアで社長さんが立派なことを言っている。ここなら僕でも雇ってくれそうだ。僕にも生きる場所がありそうだと期待する。

しかしそういうところにも落ちる。僕はそれが一番辛い。

さらに会社のホームページには若い社員が輝いている笑顔を乗せていて、育児しながら働いていますと顔写真を載せている。

僕はもうアラフォーで、死にかけていて、育児どころか彼女もいたことがない。ぼくより年下の人間が先に幸福になって、ネットに笑顔をのせている。

社長の言っていることと社内の様子が違うことはよくあるが、それでも一縷の望みを欠けて応募したのに一瞬で弾かれると死ぬほど辛い。書類選考の結果が1時間で返ってきたときは放心してショックすら受けなかった。

 

さらに僕はギリギリ氷河期世代ではないとされる。だから最近の僅かに存在する氷河期支援も受けられない。第二新卒の制度などもなかった。支援空白世代とでも言おうか。さらにコロナ支援も受けられなかった。受けた人たちも結局は廃業しているが。

 

さらに現在の貧困対策では、大学院卒など高学歴は基本的に含まれず、高卒や中卒を優先して対策している。彼らは逆差別をしている自覚すらない。

僕は「能力があるのでしょう。自分でなんとかしてください」と言われる。転職エージェントにもそのように仄めかされて、基本的に相手にされなかった。いろんな転職エージェントを使ったが、この年である。本気で相手にしてくれるエージェントなどおらず、親身になってくれるエージェントなどおらず、僕はエージェントを使うことを諦めた。

 

自分でなんとかしようと起業を思い立っても、コロナの壁は厚い。手持ちのカード(能力)ではプランを立てることができない。猛暑や豪雨も追い打ちをかける。起業を簡単にいう人も多くなったけど、肝心の実力がない人間のことを考えていない。世間的感覚がずれているので、接客もうまくできない。

体も壊れてしまっているので、肉体労働も採用されない。軽作業に応募したら高学歴なのになんでうちなんかにと断られる。

 

僕には基本的に能力がない。無能である。弱者に理解のある社長の言葉に騙されて気合を入れた履歴書を送ってしまうほどに判断力のない無能である。もちろん不採用である。これから本当にどうしようか。

ブラック環境で必死に頑張っている人こそブラック環境を維持している

田舎のブラック企業はなぜなくならないのか? それはブラック企業で働いている人が絶えないからである。働く人がいなくなればブラック企業はいなくなるのだ。これはよく言われることだ。でもね、ブラック企業で働いていると、精神をすり減らして就活どころじゃなくなる。まともな思考ができないから、まともな書類も書けない。面接もボロが出る。最初に入った企業がブラック企業だと、ブラック企業であることも気がつかない。

※ここに出てくる田舎とは人口が50万人に満たない、中心産業のない、東京まで片道5時間以上かかる地方都市のことを言う。

ブラックが嫌ならやめれば?

ブラックバイト掛け持ちしている人に一旦全ての仕事を辞めるほうがいいと言われるが、僕らは失業保険が出る立場でもない。バイトでも辞めれば収入は完全にゼロとなり、そこからの復活は極めて厳しい。というより無理である。少なくとも僕は約3年間就活したけど無理だった。というわけで僕たちは収入が止まることが恐ろしく怖いのだ。ブラックでも辞めることができないのだ。役所の窓口は誰も助けてはくれない。お年寄りや障害者を優先して、一度人生に失敗してしまって鬱病になって空白期間を作ってしまった人間はゴミムシ以下の扱いである。ハロワでも「リクナビ行けば?w」と言われる始末。

自営業してもコロナ乗り切れるほどの手腕もなく、補助金ももらえず、「(高学歴なら)自分でどうにかすれば?ww」である。学歴コンプあるやつに窓口対応させるな。

結局ブラックバイトを続けるしかない。

田舎の零細・中小企業経営者のブラック経営のうまさ

誰だってブラック企業はやめたい。だけど、田舎の中小企業経営者は、人を追い込んで使うことだけはうまい。感心するほどに生かさず殺さずがうまい。彼らはまさに現代の奴隷商であり、僕たちは奴隷である。

笑顔で対応するが、環境は劣悪で、現場の努力で売上を維持しなければならないし、「やりがい」を押し付けてくる。しかし気がつけば利益のほとんどは彼らが持っていってしまっている。

彼らは他人を使うことに罪悪感などは持っていない。田舎の経営者は従業員という他人の人生などどうでもいいのだ。従業員が擦り切れたら(形式上、心配するふりをして←これが非常にうまい)捨てるだけである。

ハローワークも(ブラック企業に対して)全然仕事しない

「今まで何やってきたんですか?」とリアルで言われたことがある。ハロワの窓口で。彼は50代半ばといったふうで、最新の iPhone Pro と Apple Watch をしていた。僕は本気で殴りたくなったがグッと堪えた。大人である。

ハロワは地元の職業斡旋というが、社会問題化してから何十年も地元のブラック企業放置している。斡旋だけしていては助長しているにすぎないのではないだろうか? どんな職業にも社会的責任があるのだ。ハロワにはブラック企業を撲滅する責任がある。労基署と協力して撲滅せねばならない。

現在のハロワにはブラック企業を撲滅しようという意思が全く感じられず、それどころか癒着の匂いもする。調べれば必ず何か出てきそうであるが、そんな時間も余裕もないし、僕が調べて公表したところで誰も相手にしないだろう。

僕たちも悪いのだ

しかしやはり僕たちブラック企業で働く人間も悪いのだ。ブラック企業に居座っているからである。下手したら僕たち労働者もブラック企業で働いている自覚がない。今一度、条件を競合他社と比較してみるべきである。

ただ競合他社と比較して時給がいいから移動なんてしたら、夜道で襲われるかもしれない。そのような感覚は田舎の人間の多くは理解できるのではないだろうか。例が古いが、雛見沢村のようである。それくらい田舎の経営者(一族)は影響力が強い。親族や手下がたくさんいるから、喫茶店でも下手なことはしゃべることができない。このブログも監視されているかもしれないが知るか。(田舎の経営者はマジで従業員の家の近くをパトロールしている。偶然では済まされないレベルで何度も自動車を見た。店で何を買ったのかも大まかに理解しているし、SNSチェックもしている。さすがにはてブはやっていない。いずれにせよ奴隷商の鏡である)

僕たちは地元から出て行かねばならない

僕たちが全て出ていって、ブラック企業にダメージを与えることが一番有効である。僕は時給千円以下で三人分くらいの仕事をしている。サービス残業迄つけている。給料は上がったが、それでも1日あたりの給与は同業他社の半分程度だと思う。詳しくは比較できない。

親の死に目に会えない可能性が高くなるが、ブラック企業に人生を損なわれていく姿を見せるくらいなら、死に目くらい我慢するべきなのかもしれない。

それなら思い切ってその地域から離れるべきである。仕事もなくなるが、一度全てを失って何かを始めた方がいいかもしれない。就職活動にしろ、自営業活動にしろ、ブラックに勤めながらしていては成功するものも成功しない。離れるべきである。

彼らブラック企業経営者は所詮地元の中でだけ権力を持っている猿山の猿にすぎない。遠く離れれば手出しすることはできない。

家族に影響はないと思うが、いざというときのために家族も引っ越せるような環境を用意しておくべきかもしれない。それほど田舎の環境は恐ろしいのだ。平和で牧歌的な地域は限られているし、もし見つけたとしてもそのうちブラック企業が生まれるかもしれない。不安要素はどこにでもあるが、ひとまずは出ていくべきなのだ。田舎に桃源郷はあるとは限らない。

以上、九州の片田舎からでした。

彼がやっていなかったらそのほかの無敵の人がやっただけ

僕はまだ無敵の人ではない。ただ、周りの人が僕を無敵の人に仕立て上げようとしている。という錯覚に陥るほどに僕の周りは差別が当たり前である。ずっとプレッシャーがある。窮地に追い込んで、精神的におかしくさせようとしている。履歴書100枚断られたことのない人間がいるなんて信じられないのだろう。

プレッシャーの結果が今回の元首相暗殺である。これはいきすぎた事例だが、ともかく事件を起こさせようとしているのは事実である。これは集団の無意識圧のようなもので、(いい歳して非正規の人間たち)=(彼らが弱者なのは自己責任であり、痛めつけていい)という認識があり、ストレス解消の吐口になっている。ストレスを一身に受けた人はどうなるだろうか? いつか爆発するのだ。そして田舎の人間はその爆発ニュースが面白くて仕方がない。田舎に限らないと思うが、本当にそういう人間は多い。

田舎では首相暗殺も盛り上がる話題の一つにすぎない

こんな事件が起こっても田舎人にはいい酒の肴でしかない。最悪なクソッタレな人間たちだ。そして現代の日本人の大半は最悪でクソッタレである。ネットなど正当な意見は、ごく少数のまっとうな人間たちの意見であり、実際のところ国民の1割に満たないのではないだろうか。

少なくとも僕の周りの喫茶店や飲食店はそういうクズな思考ばかりで、話題がひどくてイヤホン越しでも嫌悪感が凄まじい。居酒屋などはもっと酷いだろう。

これは教育の失敗である。倫理教育の失敗である。こんな状況なら、彼がやっていなかったらほかの人がやっただけである。悪いのは彼ではない。彼を追い込んだ社会が悪いのである。

しかしそんなことはまったく考えずに、田舎は元首相の死すらも酒の肴にする。彼らは誰が死のうが話題があればいいのだ。自分達が脅かされることなく楽しく話せる話題があれば。

 

経済苦の問題こそ真の問題

悪いのは経済苦である。貧乏は思考を歪ませる

僕だっていつもギリギリである。幸い、受験勉強で苦しさに耐える訓練だけはしてきたから耐えられるが、そうでない人も多いだろう。耐えてもいいことがないのは上の世代が証明している。

こういうときに統一教会とやらが手を差し伸べてきたらどう思うだろうか? 統一教会のことは知らないが、相手が仕事と嫁を与えると爽やかな笑顔で言ってきたら僕は縋り付くかもしれない。しかし僕が大金持ちで経済的に何の困難も抱えていなかったら、僕は余裕を持って無視できる。金さえあればほとんどの人が無視できるだろう。問題は金なのだ。経済状況なのだ。

ちなみに統一教会ではないが、田舎には宗教団体が異様なほど多い。宗教という立場を盾に独占禁止法違反をしているのが気に食わないから近づかないが、本当に彼らは王のようにふるまう。障がい者を相手にしていることが多く、実態は補助金ビジネスである。必要悪だろうか? いや違う。国が直接雇用すればいいだけである。

しかし、大きな団体ほど周囲の迷惑などお構いなしで活動するため迷惑千万である。

 

今すぐに国ができる対策は雇用創出

少なくとも、国立大学卒の人間はいくら年齢を重ねてもいつでも採用できるように国は公務員の雇用の枠をあけておくことだ。ひとまずは愚かな年齢制限をやめた方がいい。これは国立大学に年齢関係なく入学する人間が増えるという良い状況にも繋がる。現在の大学は年齢的に多様性がなさすぎる。

民間はどうすればいいのか? まずは働きたいという人間を年上から優先的に採用することだ。年齢を重ねた人間ほど優先的に採用していれば、労働収入に対するプレッシャーは少なくなる。若い人間も、年齢を重ねれば採用される可能性が上がるのならとプレッシャーが大きく減る。それだけでどれだけ社会全体が軽くなるかわからない。

ずっと虐げられて弱い立場に耐えてきた年配の人間を優先的に採用すれば、社会に蔓延している重苦しいプレッシャーはずいぶんとなくなるだろう。

 

統一教会の問題も、結局は経済問題

事件の原因を統一教会に目を逸らせるという動きがあるが、本質を見抜いていない。統一教会の活動も問題ではあるが、そもそも元を辿ってみれば信者の経済的な問題である。

現代の経済制度が間違っていて、場当たり的な応急措置(非正規を増やすなど)しか実施してこなかったから、このような悲劇が起こったのである。経済制度を変えない限り、これからも政治家を狙う事件は起きていくだろう。まずは上述のように雇用制度を変えた方がいい。

雇用を増やせば犯罪は減る、これは統計的に明らかである。どんなに低賃金でもいいので(正規)雇用を増やすことである。無駄な土木工事を増やすくらいならワークシェアリングを増やすべきである。国や大企業はその責任がある。

 

どのような形であれ、今すぐにでも経済問題(特に雇用問題)を解決できなければ無敵の人の犯罪は終わらないだろう。

夢を見た代償がデカすぎる

夢を見て行動して失敗した人たちはどうしているのか?細々とフリーターか。各種制度があるとか話題になっているけど、俺には使えないものばかり。

togetter.com

 

正社員制度がある?

5年続けても正社員なんて無理なんだよなぁ。ただ一旦クビになるだけ。あと田舎の雇用主なんて半分ヤクザみたいなものだから、法律なんて突きつけたら、逆にこちらの生活を脅してくる。その土地で生きていけなくなる危険がある。制度法律があるから助かるなんて発想が田舎を舐めすぎ。

 

ホワイト企業に匿ってもらうしかないが、空白期間のある人間なんてホワイト企業は見てくれない。履歴書を書く時間が無駄なだけとようやく気がついた。もはや正攻法では脱出する方法がない。

 

思えば10年前、絶望で目の前が真っ暗だったとき、一念発起してたった一人で行動したのが良くなかった。大きな夢を見たら(自営業で食っていく)、反動も大きい。

 

社会復帰のための各種制度も何にも使えない。サポステ使え? 「いい大学でている人は自分でなんとかしてくださーい」って言われたのがトラウマで使ってねえし、二度と使う気はない。年齢的にも無理だしな。しかし公務員が年齢制限を撤廃すればそれだけで社会は随分と変わると思うが。性差別は消えていく方向だけど、年齢差別は残る。若いうちに失敗を続けたらもう終わり。

 

若い頃遊んで、高卒とかだったら制度が助けてくれるけど、いい大学出たら誰も助けてくれない。努力して一度でも成功(いい大学に合格)して、一度落ちぶれたらマジで誰も助けてくれないのな。死にたいわ。

 

もちろん自分でどうにかする努力もした。起業したら、周りがゾンビのように足を引っ張ってくる。法律に抵触しない嫌がらせをずっとしてくる。爺さんたち暇すぎだろ。

 

ぼくはただ、普通に生きたかっただけ。ただ誰かに必要とされたかっただけ。別に日本一とか目指していない。細々と普通に生きたかっただけ。でも周りが許してくれない。

 

文章が支離滅裂だけど許してほしい。もう余裕がない。