田舎暮らしのスィンカ

晴れの日は自然と戯れ雨の日は堂々と引きこもり

おっさんの失敗と若者の恋愛

おっさんが失敗すると、若者がそれなりに悲しむ。そして悲しみの共感の結果として、若者が恋愛関係に。

というテンプレが世の中にたくさん起こっている。僕の周りだけか。というかいつの間にか本当に死んだほうがいい存在になってしまったんだなと思う。

地方にいると30後半の彼女いない歴年齢の独身は死んでよし^^みたいなノリが多すぎるし、転生してお幸せにみたいに^^とか言われると死ぬほど死にたい。

現実でそれやるか? 本人に聞こえるように悪口っていうものか? と疑問をもつがこの地方はもうそういうのがデフォである。都会のリベラルな常識(良識)ある若者はそんなことしないと信じたい。

ともかくバイトなんかやってると若者のそういうノリがつらい。

そしてそれでこちらがどうしようもない失敗をしても彼らはケラケラ笑っている。いや不憫に思ってくれる若者もいる。しかしそちらの方が辛い結果を招くから世の中皮肉である。

そう、たまにはおっさんなんかの失敗に同情してくれる優しい若者たちもいる。でもその結果、彼ら恋愛関係になって結婚とかして、10歳以上年上の独身童貞の私は静かに笑っている。完全に近所の気のいい爺さん役になっている。「ワシのことはいいんじゃ。幸せにな」

 

無心を貫かないとやっていけない。

若者に死ぬなとかメッセージ投げつけるけど、死ななかった若者がこちらを救ってくれることはない。彼らは見えないところでイチャコラしてバレンタインとかクリスマスとかイベント経験して。僕はただ一人。

バイト先で試験に困っている若者らを助ける。勉強だけはできるわけだから困っている人を助けるのは当然と彼らを助ける。彼らは年収700万の企業に内定をゲットした。助けた僕は無い内定。目を白黒させるとはこのこと。

「おめでとう。頑張った甲斐があったな」と強がって笑っているのが疲れてなんかもう倒れそう。

そんなときでも積極的に外に出てコミュニケーションを、とかいうけど、さすがにもう限界である。ずっとみんなの踏み台。彼女いない歴年齢。手助けをしてるバカ。

ああ、もう無心になろう。あ、無心でやれる仕事がない。

 

このコロナ禍の約三年

結局本当に何もなかった。コロナは政府の設定では終了する。実はコロナ始まっていち早く就活を始めていたが、その間ずっと不採用通知しかもらっていない。いいところまで行ったような気もしたが、やはりまだどこにも就職できていない。肉体労働にも断られて代わりに高卒の人が就職しているようである。むしろ肉体労働したい。だけど大学院までいったのだから別の仕事がいい、と断られる。僕は緊急事態などの切り替えや判断は良いのに、平和になると本当に役に立たない。そして動作性IQがあまりに低いため、面接では全て落ちる。

 

生まれてこの方

恋愛もしたことないし、就職もしたことない。好きと言われたこともないし、ボーナスをもらったこともない。風俗遊びどころか女の子とデートしたこともない。

意味もなく30キロくらい走ったことはあるけど、フォレスト・ガンプにはなれなかった。だって思い出の中にジェニーがいない。

そもそも子供の頃に女の子と仲良くした記憶がない。それでも勉強に専念して大学へ行って就職すれば一人くらい、と考えていたがそもそも就職ができなかった。面接で全滅するなんて思ってもみなかった。国立大学出たら良いところに就職できると安易に考えていた僕はアホであった。

この年で定職にもつかないで何やってるんだと言われても困る。内定がないのにどうやって働けというのだ。文句を言う奴は内定通知を出してみせよ。

 

無常

困っていたら助けるが、困っても助けられないのは世の中の常である。それどころか10歳以上年下のカップルが手を組んで歩いているとかを連続で見せられて瀕死になる。もちろん僕は一人で静かに笑っている。

ていうか僕の周りは少子化の時代なのに異様に子連れが多い。僕の周りは出生率が下がっていないようである。僕の失敗を肴に、彼らは一発やっているのだろう。くそったれ。生きるの向いてねえ。

元気出すためにアニソンきく。