田舎暮らしのスィンカ

晴れの日は自然と戯れ雨の日は堂々と引きこもり

遠方の戦争より明日の生活費が心配

こんなブログにも応援メールが来たので少し書く。ありがとう勇気が出ました。追記)長いので二つに分けます。

 

ロシアとウクライナの戦争で感情的になっている人が多い。激怒していると言ってもいい。しかし当面は戦争の火の粉はこちらにくることはないし、いくら騒いでも明日の生活費になることはない。

彼らはなんでそんなことを騒いでいるのだろうか。騒ぎすぎるから本当に世界戦争になるのだ。今はまだ現代の兵器の力からすると、小競り合いにすぎない。犠牲者には追悼の意を示すが騒ぎ過ぎは愚かである。

各国ができることは騒がずに「いくら侵略しても経済的に有利にはならない」、とメッセージを送り続けるしかない。経済制裁を強めすぎると「窮鼠猫を噛む」とのことわざのようにロシアが世界に反撃をするかもしれない。そうすると本当に戦争になりかねない。

ロシアは明らかに犠牲者を少なく侵略しようとしている。世界の人々は南スーダンの紛争で何十万人が犠牲になったかもう忘れたのだろうか?

こういうときのために国際交渉人のような方々がいるのではないだろうか。庶民は感情的にならずに彼らが活躍してくれることを祈りつつ、自分の生活を心配した方がいい。

予想だけなら誰でもいくらでもできる

  • 武器商人が裏から糸を引いている。
  • 各国が経済制裁をしている中、裏ルートで物を売ればかなり儲かる。
  • プーチンは脳の病気だ。

などといくらでもいうことができる。こういうことを素人が言っても無駄である。そもそも正確な情報が入ってきていない可能性が高い。正確な情報がないのに色々議論してもそれこそ時間の無駄であろう。

明日の生活費の心配

僕は日本で苦しい生活をしている。自営業すらままならないし、就職も断られる。自分の一生を書き込んだ書類をわずか三日で断られるのはもう嫌なのだ。会社内で笑いものにされているのだろうなと邪推してしまう。年齢的にあらゆる可能性がなくなっているのだ。田舎の方が失敗者が這い上がろうとするとき、年齢に厳しい。公務員や銀行など真面目な職の人ほどそうである。バブル世代以上は仕方ないが、驚くべきことにゆとり世代もその偏見は強い。(そして彼らは仲が良い)僕らは上からも下からも睨まれて、自由がなく、動けない。

何も知らないお年寄りの圧力まである。お年寄りは僕のような頭脳派の人間のことは大嫌いである。体の大きな者、筋肉使って仕事する働き者が大好きである。体が小さいだけで卑怯者と予想される。彼らは老齢年金で豪遊している。大衆居酒屋で豪遊している。しかし僕には大衆居酒屋に行く金もない。本当にない。

こんな状況の者は、地元をロシアが攻めてきたらどう思うだろうか?

彼らはある意味歓迎するかもしれない。だって、自分をこんなに窮地に追い込んでいる地元なのだ。ロシアが良い統治をしてくれるのなら、ある意味歓迎するだろう。

良い統治

低額でもベーシクインカムを実行し、ニートや無職にも年齢に関わらず仕事を与え、テクノロジーの進歩は遅くなるが自然保護はもちろん持続可能な社会づくりを約束しますとロシアが言ってきたら歓迎するだろう。

少なくとも今、日本の地方自治体は僕のような人間を守ってはくれない。

もしウクライナにそういう状況の人がたくさんいたら、歓迎されるのではないだろうか。さすがに自分の身の危険を顧みず戦争するほどではないか。

騒ぐ日本の人たち

彼らはなのだ。少なくとも明日の生活費は心配いらない。僕はそれより明日の生活費をどうするか悩まねばならない。

遠方の戦争の情報より、求人情報とか自営業のノウハウを一文字でも多く頭に入れなくてはならない。貧乏暇なしとはこのことで、まあとにかく自己啓発本でも読んで頑張るしかない。

同じ本を読む者は遠くにいる(読書猿「独学大全」でみた)

まあしかし、僕の周りにいないだけできっと遠くに同志がいるのだ。僕のように苦しんでいる人間はどこかにいるのだ。同志よ、頑張ろう。何すればいいかわからんが、頑張ろう。

ただし夫婦で頑張る奴ら、てめーらはダメだ。同志じゃない。目の前から消えてくれ。孤独な僕のガラスのハートが死ぬ。